この22日に発売されたE-P3、界隈の評判はなかなかよろしいようです。
曰く、AFが早い、質感がよい、コマンダー機能付きフラッシュ搭載、タッチパネル操作が快適、高感度ノイズが少なく、また低感度の解像感が高いうんぬん・・・といったあたりでしょうか。
「十字ボタンでダイレクトに測距点を選択できねええええ!!!」
E-P1、E-P2はもとより、E-3、E-620、E-30、もちろんE-5にも受け継がれているこのキーカスタマイズが、E-P3ではできなくなってしまいました。納得できない。
つまりAFターゲットを移動する際には、まず十時キーの左を押してAFターゲット選択モードにしてから、十字キーで動かす必要があるわけです。
といっても従来のオリンパス機の操作系は体に染み付いていますから、AFエリアを右に動かそうとする時などは、いきなり右キーを押してしまい、フラッシュモードのインタフェースが立ち上がってしまいます。正直イラ付く!!!
これはアレです、邪推するにおそらくは、「タッチAFをつかってね(はあと)」というオリの心遣いなのでしょう。
正直、この1点がストレスになり、E-P3を持ち歩いてる間ずっと「あー、早くE-5触りてえ・・・」と思っていました。おかげさまで自分の中で、E-5の株がさらに高まった!!
加えていうと、E-5のバリアングル液晶によるライブビューはやはり快適(分かってたけどP3は固定画面)。それに、測距点に連動した評価測光も便利(P3にも搭載してくると思ったのになあ)。E-5は接続ケーブルも汎用のmini-Bケーブルだし(P3は意味もなく専用品)・・・。
disってばかりいてもなんですから、P3で気付いた良かったことを挙げますと、
・VF-2での見えは、確かに良くなった・アクセサリーポートがフラットに収まって見た目が良い
・ASATになった階調オートがいい感じ。シャドー部だけでなくハイライトもコントロールしてる風?
というあたりでしょうか。製品サイクル的に、2年近くは付き合う機械ですから、ダイレクト測距は(E-3の時のように)ファームアップで対応してほしいものです。
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