α、APS-Cの“撒き餌”になるか？――DT 35mm f1.8 SAM

今回は4/3の話題じゃありません。実はαユーザーでもある僕にとって、昨日リリースされたこのレンズ「DT 35mm f1.8 SAM」はとてもイイものだと思うのです。

 

 APS-C専用レンズだから、換算画角は52.5mm。ちょうど、明るい標準単焦点の位置づけ。

値段は200ユーロ、、ということは日本円で23000円弱というところ。ニコンさんの35mm f1.8と同じ狙いのレンズだけれど、αには“ボディ内手ブレ補正”という武器がある。それに、距離指標も省かず記載した、真面目な造り。

しかも23cmまで寄れちゃう。フルサイズ対応の50mm f1.4が一般的に最短45cm、4/3のSummilux（僕のお気に入り）でも38cm、ライバルとなるであろう、ニコンさんの35mmf1.8は最短30cmだから、実に“7cm”という強烈な差がある。DT 35mm f1.8 SAMの運用性の高さは半端じゃないと思う。