「わー、このレンズを使いたい!」と思わせられたのが、25mm f2.8。このレンズはやっぱり、E-400系ボディとセットで語りたい。レンズ発表後すぐ予約し、追ってフジツボフード(LH-43)ももちろん購入。
(E-30,Zuiko Digital 14-35mm f2.0,ISO200)
今はスタイル重視のレンズ交換式ミラーレスカメラも多いけれど、僕にとっては「かっこいいでしょ? かわいいでしょ?」というあざとさも感じてしまう。機能的な意味のない意匠は、この手の道具には相応しくないと思うので(同じ理由で、ニコンDSLRに見られるグリップ部の赤とか、ペンタ部のソリコミがあまり好きでない)。
その点、E-400系ボディと25mm f2.8は、「機能を突き詰めつつ小型化したらこのカタチになりました」という佇まいがあり、僕的には精神的に受け入れやすい。
上の写真のスタンドは、マンフロット製のもの。アマゾンで2500円くらい?で入手。小さいけれど作りはしっかりしていて、普段はボディ下に折りたたんでおける。バッテリカバーに干渉しない位置にセットできるので、普段からつけっぱにできる。暗めの飲食店などでテーブルフォトを撮る時に便利。E-400系はボディ内手振れ補正がないけれど、このスタンドがあれば基準感度で戦えます。
(E-420,Zuiko Digital 25mm f2.8,ISO100)
換算画角は50mm。ちょっと長めの標準レンズというところで、複数人の集合写真は難しいけれど、街歩き時の駄スナップには適していると思う。距離指標が省かれているのが少しだけ残念。リコーが言うところのフルプレススナップは難しいです。その代わり、コントラストAFに対応しているので、背面液晶でのライブビューAFは快適に使えます。
開放だとすこし周辺減光気味(それでも4/3にしては、という程度)。でもこれは、味だともいえる。人によっては、タル型の歪曲のほうが気になるかな・・・。でもこのコンパクトさで、明るく、寄れる(20cm!)のがうれしい。寄れるから最大撮影倍率も0.19倍、4/3なので倍の大きさということで、135版でいう0.38版まで拡大できる。繰り返すけれど、寄れるレンズだってことは、普段使う上でとても重要だと思う。
(E-420,Zuiko Digital 25mm f2.8,ISO100,確か隣には“クルマヤメテ”とあったような。)
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