E-5が手元に届くのを待ちわびていたのに、ほぼ同時にひどい扁桃炎にかかりダウン。屋外にカメラを持ち出すどころではなく、まともにE-5を試せるようになったのは今週になってから。いやはや・・・。
とはいえ伏せっていても、業の深い僕は手慰みにボディはいじるわけで、いくつか気付いたことがある。一つはSSWF動作ランプが省略されたこと、もう一つはバッテリ満充電時に点灯する、バッテリチャージャの青いランプが排されたこと。つまりE-5というパッケージには、青色LEDは存在しないということだ。ブルーはE-Systemのモチーフ色なのに……。
SSWFランプについては、背面液晶の大型化に伴い、レイアウトするスペースがなかったとも考えられる。けど、バッテリチャージャの件は、実使用上の理由から、納得がいかない。
E-Systemユーザーは知っていると思うけど、従来のバッテリチャージャは、充電のためにバッテリを装着するとオレンジのランプが点灯し、充電が完了するとブルーのランプに切り替わった。充電中なのか、あるいは完了したのかが、一目瞭然の動作ロジックだったわけだ。最廉価モデルであるE-PL1のバッテリチャージャですらそう。
でもE-5付属のバッテリチャージャは、充電中はオレンジに点灯することまでは同じだが、充電が完了すると、あろうことかランプが消灯してしまう。これじゃあ、ちゃんと充電が完了したのかどうか、分からないじゃん!!!。
まさか青色LED一つをけちりやがったとも思えないけど、信頼性がなにより重視されるフラッグシップモデル付属のチャージャに対し、この改悪はないだろう。飼いネコがきまぐれで、コンセント分配器のスイッチをオフにすることだってあるわけで、その場合は充電できてないのに持ち出してしまうかもしれない。まあウチにネコはいないけど。
ほかにも使っていると、ISO感度ごとにノイズリダクションの設定を変えたいとか、せめて純正レンズに対する色収差補正をいれてほしかったとか、測距点連動AEを、ESP測光時だけでなく、中央重点時やスポット測光時にも使えると嬉しかったとか、いくつかの要望点が出てくる。でも裏を返すと、E-5というZuiko Digitalレンズのプラットフォームに、僕がそれだけフィットしたということなのかもしれない。
(E-5,50mm f2.0 Macro)
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