Hiroさんのところでも話題になっているが、E-5の「ローパスレスで高解像度・偽色やモアレは画像エンジンで除去」という特徴には、気を付けなければならない点がありそうだ。僕がサポートに問い合わせたところ、20日現在、以下のような回答が得られた。
・ファインディテール処理は画像処理エンジンがJpeg出力する際に適用される
・従ってE-5のRAWにはファインディテール処理は施されない(!)
・このためRAW段階では(被写体によって)偽色やモアレが発生している可能性がある
・OLYMPUS Viewerや汎用RAW現像ソフトがどこまで(ファインディテール処理的な現像に)対応するかは、現状では未定
オリサポートの方は、(やや申し訳なさそうながらも)「RAWにはファインディテール処理は施されていない」と明確に回答してくれたので、仕様としてはほぼ確定と思われる。さすがにOLYMPUS Viewerでの現像には対応してくると思うけれど、他社製RAW現像ソフトの動向が注目される。
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